静岡県繊維資材工業組合は、幅130ミリ以下の細幅織物製造から繊維資材の小売・卸売企業が集まった組合です。

 

特徴と欠点

ビニロンは、1939年京都大学の博士がポリビニアルアルコールから合成繊維を作ることに成功し、1950年から工業生産されるようになり「ビニロン」と名付けられました。
ビニロンは、生産量の80%が産業用資材で利用されております。
様々な加工が施され、水溶性ビニロン(60℃以上のお湯で解けてしまう)や難燃性加工を施したビニロン、高強力ビニロン、親水性ビニロンがあります。
綿やウールの3倍以上の摩擦抵抗力があり、耐光性に優れています。また、吸湿性はありませんが、常時3~5%の水分を持ち温度が上がると12%まで水を吸収するので吸水性・親水性に優れています。
比重が1.26~1.3でレーヨン・アセテート・ウール・綿よりも軽いのが特徴です。

よく利用されている製品

【衣料品】
・安全作業服
・工業用ベルト
・消防用出動服

【特殊品】
・ロープ
・ホース
・海苔やわかめなどの藻類繁殖用
・防虫防鳥用果樹ネット
・育苗移植用ペーパーポット
・コンクリート補強材
 
東日本大震災に関する連絡事項

このたびの東北地方太平洋沖地震により被災されお亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、またご家族の方々に対して、お見舞い申し上げます。 謹んでお見舞い申し上げると共に、被災地の一刻も早い復興を心よりお祈り申し上げます。